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BoA 『IDENTITY』

2010年02月12日 21:06

  

BoAのニューアルバム『IDENTITY』(10.02.10)をレビュー。
神曲「BUMP BUMP! feat.VERBAL」も収録された、(日本での)通算7枚目となるオリジナルアルバムです。

1. This Is Who I Am
2. EASY
3. BUMP BUMP! feat. VERBAL(m-flo)
4. LAZER
5. interlude#1
6. is this love
7. まもりたい ~White Wishes~
8. interlude#2
9. ネコラブ
10. THE END そして and… (album ver.)
11. Possibility duet with 三浦大知
12. Fallin'
13. my all

日本デビューから、今年で早9年目を数えるBoA。
昨年には、かねてからの目標だったUSデビューも果たし、ますますワールドワイドな飛躍を遂げました。
そんな身も心も一回りタフになった彼女が今回提唱するのは、自らのポリシーを気の済むまで貫徹した、「ありのままのBoA」。自身初のセルフプロデュースに挑み、作詞・作曲にも、これまで以上に積極的に携わった力作になっています。実際今作には、これまでの”彼女”のイメージを覆す、奔放かつどこか土臭い楽曲がズラリ。USデビューを機に更に甚大な自信をつけた彼女が、我々リスナーに一体何を訴えたがっているのか。それはこのアルバムを聴いた人にのみ咀嚼が許された、気高い賜物なのです。
注目曲は2つ。
まず序章チューン①から雪崩れ込む②『EASY』は、彼女作詞作曲による、カオス仕様のエレクトロ・ミクスチャー。
「La~↓La~↓La~↓」という脱力系コーラスも飛び出す前衛ボーカルと、バキバキに塗りたくった鋭利なトラックが作用し合い、何とも形容しがたい、独特の浮遊感をもたらしてくれる1曲です。こういうハチャメチャな楽曲を自身の手で生み出し、上手いこと乗りこなせているのは、まさにUSデビュー盤での自由なスタンスが、大きな刺激になったからこそだと思っています。詞の方も、ぶっ飛んだポジティブっぷりで痛快。


そしてもう1曲は、発売前から話題になっていた、三浦大知とのコラボレート楽曲⑪『Possibility』
2人の抑揚豊かなボーカリゼーションに胸詰まる、渾身のミディアム・バラードになっています。大方の人が予想した通り、トラックプロデュースはNao'ymt氏で、男女の別れ際を切り取ったナイーブな歌詞と、手癖全開のオリエンタル情緒溢れるメロディーで、2人の個性を手堅くバックアップしています。相性もなかなか良好やし、今後もBoAと絡んでくれないかなぁ。ダンスの達者な2人が織り成すPVも、楽曲の世界観にそぐったこの上なく美麗な仕上がりなので、必見です。

そのほか自身のヒット曲から印象的なフレーズを散りばめた、戯曲調のイントロダクション①『This Is Who I Am』、VERBALをプロデューサー&客演MCとして招いた会心のシングル曲③『BUMP BUMP!』、そのVERBALや、昨日ご紹介したIyseのMinamiらが関与した現行系ピコピコエレクトロ④『LAZER』、川口大輔氏が提供したしとやかなミッドR&B⑥『is this love』、彼女の十八番ともいえるキャッチーなウィンター・ソング⑦『まもりたい ~White Wishes~』、芸能人故の生々しさ滲み出るパパラッチを題材にしたコミカルダンサー⑨『ネコラブ』、そして自分の素直な思いをファンへと宛てた壮大スロー⑬『my all』などなど、実験的な楽曲を多く取り揃え、等身大の彼女のカラーを投影させる事を最優先に掲げた内容になっています。

セールスは今のところまずまずのようですが、「売ること」よりも「主張すること」を選んで邁進するその様は、かつての安室奈美恵の復活劇を彷彿とさせ、非常に頼もしい存在になったなぁという印象です。

彼女の第二幕は、まだ始まったばかり。
日本でのデビュー10周年を前に、いいもの聴かせてもらいました。
今後のより一層の活躍を期待します!




◆2nd ALBUM 『VALENTI』のレビューはこちら
◆US DEBUT ALBUM 『BEST&USA』のレビューはこちら


★★★★★★★★★☆
◆Official⇒http://www.avexnet.or.jp/boa/index.html

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コメント

  1. 501 | URL | Lis/V8ZU

    インタールードまでの最初の流れが激アツそうですね!
    やっぱりアルバムは最初の流れですよねーわかります。

    大知曲はやっぱりNao氏でしたか! Nao×BoAの絡みは
    初めてでしたっけ?
    BoAのアルバムに向き合った覚えがここ数年とんとないので、腰を据えて聴いてみようと思います!

  2. こわもて | URL | IjUZIPhA

    全米デビュー版の流れを上手く取り込んだ力作ですよね~(´∀`)

    3日間籠もって4曲作ったそうで…
    正直ここまでソングライトできるとは意外でした!

  3. ケンイチ | URL | -

    >>501さん
    俺が記憶する限りでは初めてだと思います!
    案外フィットしてる感じだったので、是非とも今後も組んでほしいんですよねぇ。

    実は俺も、全開の日本語アルバム「THE FACE」はスルーした口なんですw それでも気迫や成長は非常に強く感じ取れましたし、何よりも曲の進化っぷりにたまげましたw

  4. ケンイチ | URL | -

    >>こわもてさん
    ですよねぇ(´∀`)
    あの全米デビューがなければ、ここまで思い切った事出来てなかったかも。

    3日で4曲ですか!
    なんという集中力w
    今回曲もそうですが、歌詞もなかなか面白くて、味わい甲斐がありますw

  5. yuh | URL | SRVNgQw.

    もともとBoAはアルバムアーティストだとは思ってましたが、まさかここまで良いアルバムになっているとは思いませんでした!

    BoAのやりたいこと、(多分、ファンキーな感じのアップが好きなのかなーと勝手に考えてますが)そういうのが出てますよねー!今後もこの路線でいって欲しいなーと思います。

    プロデュースにしても、自身の作が意外とフィットしてるというか、遜色しないですよね。前のアルバムに関与したHIROさんも含めて、もっとR&Bのプロデューサーと組んで欲しいです!

    ともかく、デビューからずっと応援し続けてるだけに今回の変化は楽しかったです!
    今後の活躍に期待です!

    長々失礼しました。

  6. ケンイチ | URL | -

    >>yuhさん

    彼女のやりたい事を、リスナーも一緒になって体感できるのは大きかったですよね~今作。
    ここまで突き詰めた信念を彼女が持っているとは思っていなかったので、驚きました。

    R&Bプロデューサーとは、前作のHIRO氏や今回のNao氏などとも相性がいいですし、今後ともどんどん手を組んで言って欲しいですね!楽しみです。

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