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HIMIKO 『HIMIKO』

2010年04月27日 21:28

HIMIKO

アフリカ出身の女性シンガーソングライター・HIMIKOのデビューミニアルバム『HIMIKO』(10.04.21)をレビュー。

01. Chain Reaction feat.Tamura Brothers
02. あの頃のまま
03. Miss U
04. 君の歌
05. Unity
06. My Way,My Place
07. Unity(acoustic Version)

WISEのアルバム曲などへの客演や、昨年リリースのMIX CDを機に、一部で注目を集めたという彼女。
全くのノータッチでしたが、この度iTunesでアルバムがリリースされていたのを知り、購入してみました。
ザッと試聴してみた時から思っていた事なんですが、かの露崎春女にも通じる、非常に伸びやかな声質をお持ちなんですよね。心くすぐられる歌声というか、聴く者を躍動させる確かな素質があるように感じました。

今作の内容ですが、「HIP HOP meets レゲエ」をコンセプトに掲げているとおり、レゲエの成分も少なからず注入されています。その代表格といえるのが、先述のMIX CDにも収録された⑤『Unity』。穏やかなリディムをベースに、「この世に生まれて意味のない人など 一人もいない」と有意義なメッセージを訴える、逞しいナンバーになっています。一見、レゲエ(特にジャパレゲ)にありがちな仰々しい平和賛歌なんですが、ボーカルワークやハープを主体としたトラックなど、至る要素でR&Bが強く息づいており、レゲエに苦手意識がある人でも難なくのめり込めそうな、心地よいミクスチャー作なので是非。

あとは④『君の歌』にも注目。
こちらもR&Bとレゲエのフュージョンが持ち味の1曲なんですが、言わばその両方の「いいとこ取り」ともいえる、ジャンル間の繊細なさじ加減が、⑤以上に秀逸なんです。ど派手なシンセがリディムと喧嘩することなく、楽曲に良いアクセントをもたらしているのは拍手もの。

その2曲を挟んで収録されているのは、彼女独自のアプローチで描き出される、オーセンティックなブラック・ミュージックたち。MC・Tamura Brothersが援護する痛快なHIP HOPアップ①『Chain Reaction』で、フロアへの華麗な立ち回りをがっつりとアピールした後、クラシカルなループサウンドを据えた惜別スロー②『あの頃のまま』や、インディー時代のEMI MARIAを彷彿させるメランコリック押しのR&B③『Miss U』を通して、ミディアムスローの名手としての片鱗を早くも窺わせるなど、自身のポテンシャルを惜しげもなくさらけ出した、希望溢れる自己紹介盤になっております。その甘美な歌声と、ひと捻り利かせた音楽性を武器に、どうぞシーンに新風を吹き込んじゃってください!期待してます。



★★★★★★★★☆☆
Blog⇒http://ameblo.jp/blog-himiko/

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