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MEG 『MAVERICK』

2010年07月03日 21:35

  

MEGのニューアルバム『MAVERICK』(10.06.23)をレビュー。
THE SHANGHAI RESTORATION PROJECTをプロデューサーに迎えた前作「Journey」以来、約10ヶ月ぶりとなるアルバム作品です。

1. N07B
2. GRAY
3. DESTINATION

4. HANABI
5. MOSHIMO
6. GROOVY
7. YOU

8. SECRET ADVENTURE
9. OUR SPACE
10. STORY
11. MAVERICK


その「Journey」では、アジアンな香り芳しい幽玄なエレクトロ・ミュージックに果敢にも足を踏み入れたMEG女史ですが、今作では無事(と言っていいのかどうかはさておき)、天下の中田ヤスタカ擁する制作環境へと帰還、両者の相性の良さを決定づける、カラフルな音世界満載の逸品になっております。そして今回は、三十路を目前にして意気が爆発したのか、ヤスタカ印の明快エレクトロ路線からさらに高みの次元を目指した、有機的なサウンド群が印象強く飛び込んでくるのも特徴で、音楽に貪欲な彼女らしい多彩なギミックが、いじらしく随所に散りばめられているんですよね。憎すぎる!

主な収録曲を追っていくと、
オートチューン全開でシニカルな世界観を漂わせる全英語詞曲②『GRAY』、今作指折りのシングル級クオリティを誇る「HEART」路線の晴れやかアップ③『DESTINATION』、アンニュイに弧を描くボーカルに翻弄されること必至の後引くミドル④『HANABI』、歯切れの良いうららかな生音で素朴さをアピールしたハイライト・チューン⑤『MOSHIMO』、ヤスタカ節炸裂ともいえる会心のスムース・エレクトロ⑥『GROOVY』、ノスタルジーなメロディーと普遍性に長けた歌詞が優しく絡まり合うMEG流ラブバラード⑦『YOU』、初聴で何故かcapsuleの「Hello」を連想させられたスタイリッシュな先行シングル⑧『SECRET ADVENTURE』、キュートなシンセの底でさり気なく息づく渋いベースラインにも注目の⑩『STORY』、そして彼女の持つ愛らしいボーカルをことごとく駆使した、甘酸っぱさ映える納得のカタストロフィ⑪『MAVERICK』などなど。

「これがわたしの完成型」だと言わんばかりの磐石たるエレクトロ・アプローチと、彼女の"進化"を窺わせるセンセーショナルな新機軸。その2つの側面が、互いを分かち合うように巧みに共存した内容で、特に元来からの彼女やヤスタカ氏のファンの方にとっては、すこぶる刺激的な1枚に映るのではないかなと思います。そして忘れてはならないのが、カジュアルにポーズをとった、悩殺もののジャケット。飾り気ない素朴な毛色を放つ今作を目一杯体現した、まさに誂え向きのアートワークといえるでしょう。



★★★★★★★★★☆
◆Official⇒http://megweb.jp/

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