スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニューシングルレビュー:Perfume/BENI/KARA/ICONIQ

2010年08月17日 21:45

VOICE(通常盤)
◆Perfume 『VOICE』
Perfumeのニューシングルは、さり気なくアジアン・フレーヴァー薫るハイテンポなダンス・チューン。前作の「不自然なガール」から順調にキャリアを重ねる潔いキャッチーさが、今回も過不足なく効いております。また、お馴染み中田ヤスタカによる粋なコード・ラインといじらしいリリックも健在で、今更ながら、「彼女らにはヤスタカ氏しかいねーな」としみじみ再認識せざるを得ない1曲でございました。そしてc/wの『575』。タイトル通り、俳句にならって5・7・5の韻律を譜割りに落とし込んだミドル・チューンで、こちらも秀逸。終始淡々としたトーンながらも、俳句同様、そこには奥床しい風致がそれはもう贅沢に息づいています。昨年の「23:30」でも感じたのですが、彼女らこの手の気怠い楽曲を逆手にとって(?)、完全に裏の魅力を確立させちゃってますよね。活発に振る舞う表=A面曲の姿との均整が、美しいことこの上ないです。もっとも、同じくヤスタカファミリーであるMEGあたりに宛がっても、彼女らと同等の威力を発揮してくれそうな予感はしますが。


Heaven’s Door
◆BENI 『Heaven's Door』
6月にリリースしたアルバム「Lovebox」がオリコンの週間チャートで見事1位を記録した、BENIのニューシングル。
例の麗しい歌声で変わらぬ愛を誓うウェディング・ソングですが、んー今回はちょっと守りに入りすぎたか?なんかこれ聴いて、童子兄さん関与の「もう一度・・・」を思い起こしました、歌詞のテーマはまるで真逆なのに。ストリングスをあしらった彼女の「たおやかソング」って、個人的にあまりピンと来ないんですよねぇ。曲調とボーカルが馴染みすぎるあまり、深みが半減してしまっているというか。松尾潔×川口大輔の黄金タッグが担当しただけに、口惜しさも一入な仕上がりでした。一方のc/w、今井大介節炸裂の近未来アップ『I like it』と、相変わらずのクラシカル・ビートで送る『ギミギミ♥(DJ HASEBE REMIX)』は、新鮮味こそありませんが、各々の手腕が相対的に浮き上がり軒並み好感触。何だかんだで、この二名は如何なるときも安心の仕事ぶりです。

ミスター(初回限定盤A)(スペシャルDVD付)
◆KARA 『ミスター』
満を持して日本デビューを果たした、韓国のスーパーガールズユニット:KARAのシングル。
本国でも爆発的人気を博したポップ・チューンを、「ここ日本でのデビュー」という重要な節目にもセレクト。原曲よりも幾分スタイリッシュに生まれかわったアレンジのもと、キュートかつパワフルなボーカルでソツ無く魅了してくれます。日本語の発音も、4Minuteなどの先陣組と比べて段違いにスマート。歌詞の要所で、意図的に韓国語を採用しているのも、彼女らの等身大の愛らしさを捉えるポイントとして、大きく功を奏している気がします。・・・とまぁ、随分と誉めちぎっちゃいましたが、c/wの『アンブレラ』はというと、個人的には「普通」ですw 歌詞の内容とか、本当に可愛らしくて最高なんですけど、「垢抜けているようで古臭さ全開のアレンジ」が妙に引っかかるんですよね。中毒者続出の日本版「ミスター」ですが、『アンブレラ』の方の評価も色んな意味で気になるところ。

TOKYO LADY(初回生産限定)
◆ICONIQ 『TOKYO LADY』
今年3月のデビュー盤「Change Myself」が、大規模なプロモーションなどの諸事情を受けて恰好のバッシング対象となってしまった、ICONIQ初のシングル作。俺としては、レビューする際にはそういったよからぬ世論に一切左右されることなく、音楽ファンとして至極真っ当な視点で評価したいなと思っている所存なのですが、そう強く弁えた上でも、今回のシングルは極めて「ダメダメ」だなと。彼女のボーカルって、今ひとつ個性を汲み取りづらい性質で、でもそれを各プロデューサーが「巧みに調理してくれた」からこそ、アルバム「Change Myself」は一定の水準を越えた、所謂「聴けるアルバム」に仕上がっていたように思うんです。その原理を知ってか知らずか、今回無駄にエッジだけを立て連ねた、ドヤ顔ならぬ「ドヤ音」なロッキッシュ・トラックを差し向け、艶っぽさだけが取り柄とも言える彼女の歌声を台無しに近い形で世に送り出したUTA氏の責任は、正直言ってかなり深刻なレベルではないでしょうか。トラックの様相も相まって、かつての「STEP UP!/COMA-CHI」を思わせるミスマッチ感がどうしても拭えないんですよね。「Change Myself」を気に入ってたから、楽しみにしてたのになぁ。。


ブログパーツ
関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. ma | URL | -

    Perfumeの「VOICE」、いいですよね。サビのハイトーンな突き抜け感がツボです。
    「575」はラップが聴き所だと思うんですが、KREVAのホームページ情報によると、「575」をREMIXしたそうです。三浦大知の「MAGIC」同様、勝手にREMIXシリーズの一環だと思うのですが、アップは難しいかもとのこと。いつか聞いてみたいです。

  2. ケンイチ | URL | -

    >>maさん
    今回もものの見事にやられてしまいました。
    ヤスタカ氏はホント外さないなぁ。

    REMIXマジですか!聴きてぇ・・・w
    いつか是非公式に発表して欲しいものです。

  3. ぶる~ | URL | -

    『VOICE』やっと届きました。そんなバキバキではないけど、いいですねえ。
    サビの手をパタパタやる振り付けがかわいいっす!
    ヤスタカ氏といえば童子兄さんのシングルのカップリングに『想い feat.Yu-a Yasutaka Nakata Remix』が収録されててビックリしたよww

    それからKARAもお盆を中心にテレビでまくってましたね!
    帰省した実家でDVD観てたら家族もみんなKARAを知ってて、これまた驚きました。
    彼女たちの親しみやすいキャラが受けいれられてるんでしょうね。

  4. ケンイチ | URL | -

    >>ぶる~さん

    >>サビの手をパタパタやる振り付けがかわいいっす!
    あ、俺もそこ好きですww

    そして童子兄さんのc/wには俺も仰天でした。
    兄さんのラップが気にならない分、このVer.の方がすんなり聴けるかもw

    KARAのメディアへの露出っぷり、半端ないですよねぇ。
    KARAサイドも、さぞかし日本の市場にウケると確信してやまないのでしょう。

  5. yuzuhime | URL | leF2ecbc

    こんにちは、今更ながらコメントさせていただきます(・∀・)

    Perfumeの「VOICE」ですが、サビの「つ~づく~なら~♪」の「ら~」の部分で先が広がっていく感じのコード展開がたまりません!w
    手をパタパタさせる振り付けも可愛いし覚えやすいしで、今後カラオケで重宝しそうな気がします♪

    対して「575」は俳句のリズムに秀逸な歌詞が乗ってますよね!
    「会いたくて でも打つ文字が 見つからない」とかまさに乙女の心情って感じで、ystk氏の本領発揮って感じです!
    個人的にこの曲を聴いて「戦メリ」を思い出しました。

    どちらも素晴らしいクオリティで、ますます好きになってしまいました。
    これからもいい意味で期待を裏切ってくれることを期待しています♪

  6. ケンイチ | URL | -

    >>yuzuhimeさん
    どもどもー!
    コメントありがとうございます(・∀・)

    >>「ら~」の部分で先が広がっていく感じのコード展開
    分かりますよ~歌謡的なコード進行ですが、
    ああいう展開には、元も俺も目がないんですよねw

    575は、ありそうでなかった楽曲でも言いましょうか。
    日本の文化である俳句をも、自らのテイストに落とし込んでしまうヤスタカ氏、おそるべしっす・・・。

    「戦メリ」、確かにちょと似てますねw

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://groovinrb.blog32.fc2.com/tb.php/830-4aaea20f
この記事へのトラックバック


最近の記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。