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VNO 『This Is The Movement』

2010年10月05日 19:30

THIS IS THE MOVEMENT  
VNOのアルバム『This Is The Movement』(10.09.15)をレビュー。
多数のラッパー/シンガーを迎えた、全11曲収録です。

1. The Coming Generation
2. Banga feat. yamane
3. Stay With Me Tonight feat. MINT, DJ Barbie
4. Forget Me Not feat. meajyu, MC AMI, MOGGYY
5. Take Me Higher feat. STARZ BLOCK
6. This Is The Movement feat. BYG daddy, yamane, Bootilicious
7. Brake Down (skit)
8. Holla Back feat. Mr.OZ, CITY-ACE
9. Never Ending Music feat. J-DAD, MARI
10. Painful Love feat. L&J, 宏実
11. Luv U feat. KIRA

今、HIP HOP/R&Bのファン界隈で話題を呼んでいる、知る人ぞ知る新鋭プロデュース・チーム:JAM KANE。
VNOとurotaの2人が生み出すめくるめくトラック・スタイルは、業界内でもジワジワと名を馳せ始めており、すでに般若やJAY'EDといった著名アーティストとのタッグを経て、着実にキャリア・アップの一途を辿っています。本作は、そのメンバーの片割れであり、自らラップやボーカルも買って出るVNO初のソロ・プロデュース盤。ブラック・ミュージックの本拠地:USの流儀を何ら躊躇なく盛り込んだその潔い”輸入派サウンド”を武器に、独り善がりな模倣も多い現行シーンへと今、揺るぎない挑戦状を叩き付けます。
主な収録曲を追っていくと、
アンニュイ仕様のロボ声蔓延るその名に恥じないフロア・バンガー②『Banga』、Usherの「Love In This Club」をマイナーチェンジさせたようなアプローチで送る関西の腕利きMC:MINTら客演の③『Stay With Me Tonight』、meajyuの切ないHookを軸に据えた傷心ミドル④『Forget Me Not』、Lil Wayneあたりが多用しそうな無機質極まりないビートがうごめく個性派マイク・リレー⑥『This Is The Moment』、Mr.OZのボソボソラップが閉塞的なトラックで鈍い存在感を放つ⑧『Holla Back』、ライカCOMA-CHIなMC:MARIが屈強なフロウをお見舞いする⑨『Never Ending Music』、L&Jと宏実のチルなデュエットが実現した先行シングル⑩『Painful Love』、そして関西が誇るクラブ・シンガーであるKIRAを招いた小気味良いラブソング⑪『Luv U』などなど、

甘美さ余るオートチューン捌きや、バウンシー感を強調したトラックをこれでもかと多用し、自身の作風を堂々と確立させることに成功している1枚といえます。特に音色のディティールに至るまで、USのトレンドを的確に捉えている点は賞賛に値するものがあるのですが、一方で、独創性に長けた楽曲がほとんど見当たらなかった点が、個人的には少し心残りだったり。もっとも、こういう作風を寧ろ売りにしている面が大きいので、至極必然的な結果ではあるのでしょうが、最近のメイン・ストリームはただでさえ流行の様相が目まぐるしく変遷しますし、今後もこの路線を邁進するとなると、クオリティが頭打ちになるのは正直時間の問題だと思うんですよ。そう考えると、オリジナリティの機軸をどういったベクトルで培うかによって、今後の彼(彼ら)の明暗は大きく分かれてくるはず。本作を聴く限り、センスはしかと汲み取れたので、その外仕事ぶりにも注目しながら、動向を鋭意見守っていきたいと思います。



★★★★★★★☆☆☆
◆myspace⇒www.myspace.com/vnojk

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