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柴田知美 『I am...』

2010年12月21日 20:30

   
EXIT LINE所属のR&Bシンガー:柴田知美のデビュー・アルバム『I am...』(10.12.15)をレビュー。
先行してリリースされた『Days... feat.CIMBA』を含む、全8曲入りのミニ・アルバムです。

1. Days... feat.CIMBA
2. Dear My Precious Boyfriend -REMIX- feat.L-VOKAL

3. Kiss Me
4. ずっと・・・ feat.SPHERE
5. アカネイロ
6. I Know

7. 歩~Power of Words REMIX~ feat.TEE
8. SAYONARA
 収録曲は、恋愛をモチーフにしたミディアム/スロー・テンポの楽曲を中心に構成。
CIMBAのキザさ全開のリリックが切なさを引き立てるリード楽曲①『Days...』をはじめ、EXIT LINE発のコンピレーション・アルバム「Celebrity presents ANOTHER STORY」に収録され、J-R&B界隈に彼女の名を知らしめる切欠にもなった失恋歌②『Dear My Precious Boyfriend』、ストリングスが滑らかに流れ落ちるビター・スウィートなミディアム③『Kiss Me』、Fink bro.の片割れ:Ricky制作の小綺麗な明朗ナンバー④『ずっと・・・』、ライカARIAなエモいボーカルが轟く大らかなバラード⑤『アカネイロ』、和情緒を含んだスモーキーなR&Bトラックが魅せる⑥『I Know』、TEEが客演に、UTAが作曲にそれぞれ関与した”一念発起”がテーマの現代的アップ⑦『歩』、「Promise/YUKALI」を淡泊にしたようなテイストの惜別3拍子スロー⑧『SAYONARA』などなど、スッと芯の通った彼女の歌声にフォーカスを当てた、比較的間口の広い作りになっています。

 ただ如何せんR&Bとしては、今ひとつ成立していない楽曲が多いように感じました。まず彼女、フェイクに挑む場面が極めて少ない。ここぞという盛り上がりの際にもボーカルのトーンがほとんど変化を見せないので、退屈に感じてしまう場面もちらほらありまして。歌唱スキル自体はとても素晴らしいものをお持ちなので、どうせなら出しゃばるくらい堂々と崩してくれた方が、こちらとしてはすこぶる合点が行くんですけどね。

 そしてもう一つ、ところどころでディレクションが甘いなと。お分かりかとは思いますが、ここで言う「甘い」は甘美さを指しているのではなく、「詰めが甘い」という意味合いの「甘い」。やはりR&Bたるもの、トラックやコーラスにある程度のグルーヴを感じられてこそだと思ってるんですよね。歌謡曲の要素をせせこましくねじこむのも結構ですが、せめてもう少し器用にお願い致します。まあそういった分かり易い方向性を意図的に打ち出しているのならまた話は変わってくるのですが、だとしたら尚のことショックかもしれません。彼女のボーカルには、確かな魅力とポテンシャルをひしひしと感じているので。

 事前に期待値を上げすぎた所為か、かなり手厳しい評価にはなってしまいましたが、まだまだ伸び代がありそうなアーティストには違いないですから、これからも鋭意注目していく所存です。



★★★★★★★☆☆☆
◆Official⇒http://shibatatomomi.syncl.jp/

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