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GD & TOP 『GD & TOP Vol.1』

2011年01月18日 21:33



   

BIG BANGのメンバーで結成されたユニット:GD & TOPのアルバム『GD & TOP Vol.1』(10.12.30)をレビュー。

1. INTRO
2. HIGH HIGH
3. OH YEAH (feat.Park Bom from 2NE1)

4. 帰らないで
5. BABY GOOD NIGHT
6. あっけない(パッケガヨ)
7. OH! MOM (T.O.P)
8. 悪夢 (G.D)
9. 今日に限って (T.O.P)
10. どうしろというの? (G.D)
11. TURN IT UP (T.O.P)


 クリエイティブな才能を備えたBIG BANGのリーダー:G-DRAGONことGDと、同じくBIG BANGに所属し、独特のフロウで巷を圧倒する人気MC:T.O.Pからなるスピンオフ・ユニット。元々同じグループで共に活動しているだけあり、軽妙に転がる掛け合いの精度は至って抜群で、ハイトーンを持ち味とするGDのやんちゃなラップと、ハスキーがかったT.O.Pの念仏ボイスが、世にも珍しい強烈なコントラストと化しとことん耳へ焼き付きにかかる。これが癖になり出すと最後、もう止まらない。

 構成は、まず前半部分(1~6曲目)が、二者合同でのフロア・チューンを網羅した泣く子も黙る”ケミストリー・サイド”。リード・シングル②『HIGH HIGH』での能天気かつコミカルなテンションを皮切りに、レーベル・メイトである2NE1のPark Bomが客演した宇宙心地なポップ・チューン③『OH YEAH』、GDが爽やかなファルセットを棚引かせるポコポコ系アップ④『帰らないで』、か細いシンセに卓越したラップ・スキルを掛け合わせたサウス・フレーヴァー漂うHIP HOP⑥『あっけない(パッケガヨ)』と、BIG BANGとしての活動ではなかなかお目にかかれない、自由度の高い変態曲がずらりと顔を揃える。月並みな表現だが、やはり彼らには秀でたセンスがある。もはや定石となりつつあるエレクトロ×HIP HOPのブレンドにしたって、いちいち捻くれた(無論良い意味でだが)アプローチで振る舞うものだから、こちらとしても「次はどう来るのか」と曲が終わるごとに期待の構えを見せずにはいられない。特に、YG産アーバン・ミュージックの仕掛け人であるTeddy Parkがライティングを担当した③の威力たるや相当なものなので、Park Bomが担当する溌剌としたパートともども、是非とも気を張って注目してみてほしい。

 そして、その流れを受けた後半(7~11曲目)では、各々の個性をフル稼働させたソロ・ナンバーが展開。こちらはディストーション・ギターを取り入れたT.O.Pによる悲哀バラッド⑦『OH! MOM』、ロックン・ロールの毛色を押し出したGDのわんぱくアップ⑩『どうしろというの?』など、同じベクトルで高品質なクラブ・ミュージックを目指した前半部分とは対照的に、”両者それぞれの抱く志”が見え隠れする意欲的な内容となっている。実質の二部構成にしたことで、彼らの音楽に対するストイックな眼差しがメリハリよく伝わるため、至極賢明な設計であると言えよう。ちなみにボーナス・トラックとして、T.O.Pのヒット・チューン⑪『TURN IT UP』も収録。彼のアバンギャルドな真髄が余すことなく詰め込まれているといっても過言ではない代物なので、実験的な色合いを含む本作を締めるにも相応しい楽曲のように思う。

 来月には、昨年あたりから急激にK-POPの普及が進行しているここ日本でもリリースが決定。
今年のシーンを席巻する台風の目の座を約束された試金石に、ここはひとつ、今の内から平伏しておくとしよう。



★★★★★★★★★☆

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コメント

  1. Takke | URL | I9hX1OkI

    俺これ買いましたよん。
    エレクトロ路線のテイストがハマります。

    でもやっぱ、R&B好きとしてはBIGBANGの中ならTEYANG(SOL)が一番好きです。

    日本にもTEYANGみたいなアーティストがもっと欲しい。三浦大知以外はいないっすかね?

  2. 56 | URL | -

    面白いっすね!!
    調べてみますわ。

    以前から感じてた事があります。
    J-POPとK-POPの差の比較
    R&Bは別個にしても
    J-POPのヒットランキングを見る限りでは、
    かんな~りレベルに差を感じます。
    ケンイチ君の意見聞いてみたいですね。

    上に同じく僕もTEYANG推し☆
    あの、脚の短さも含め(笑)
    『Weeding Dress』のMVもイイっすよね。
    大知位しか思い当たらないかなぁ~ピンでタメ張れそうなのは。
    ジャニの山Pも、昨年からトラックがR&B調になって
    村山晋一郎さんも『Loveless』でいい仕事してます。
    YoutubeでTV出演した時の映像を見ると
    バックダンサー4人とでの構成で大知と重なる部分見て、
    『ん?』と『へぇ~なかなか』と言う印象。
    でも、ジャニと言う前提がなかなか払拭できない…
    しかし『One in a million』のトラックは最高だった。

  3. ケンイチ | URL | -

    >>Takkeさん
    BIG BANGでは見せないはっちゃけぶりが、俺も癖になっています。

    Taeyangは間違いないですね。
    「I need a girl」が大好きです。

    歌って踊れて、尚かつそれを売りにしているアーティストは日本ではホントに稀有ですね。大知一点に人気が集中してしまうのも頷けます。

    同じシュガシャ勢だと、HI-DやLL BROTHERSなんかも踊りが達者ですが、HI-Dは最近めっきりダンスを押し出さなくなったし、LLも少し方向性が違う気がする。あとは昨年あたりからダンスを押し出し始めた松下優也もいますが、彼ははっきり言ってまだまだですね、俺が言うのも何ですけど。

  4. ケンイチ | URL | -

    >>56さん

    J-POPとK-POPは、需要者の嗜好傾向や、音楽的土壌などが端から異なっているように感じるので、一概に「こっちが秀でている!」と断言することは難しいように思うのですが、勢いや気概で言えば、間違いなくK-POPの方が優勢のように思います。「シーンをあげて、似たような音楽を売りにしている」という潮流はどちらにも共通しているんですけど、K-POPはそのサウンドのレベルや、それにまたがるアーティスト個々の能力指数が非常に高いため、結果的に制作サイドのモチベーションが凄くダイレクトに伝わるんですよね。一昨年前までK-POPを一切聴かなかった俺が、K-POPに乗り出した一番の理由はそこですかね。もっとも、J-POPにもJ-POPなりの良さが確かに備わっていると思うので、K-POPがここ日本でも隆盛を誇っている今、相互が良い刺激を与え合って、溌剌と次のステップに進められたら素晴らしいなと思っています。

    山Pは頑張ってますね、本当に。
    ジャニとは思えないぐらいの貪欲さを感じます。
    ちなみに俺が思う大知以外の人材の見解は、上のTakkeさん宛てコメントに書かせて頂いたのですが、あとアイドル発だとw-inds.もいましたね。彼らや山Pは、R&Bのみならずエレクトロ路線にも積極的に足を踏み入れているので、非常にオン・トレンドでかつ頼もしい存在に感じています。


    長文すみませんでしたw

  5. chao | URL | 2kbNzpR6

    はじめまして!K-POPフリークのチャオです。

    GDはセンスのかたまりですよね~。High Highかなりかっこいいです。
    最近YG(Big Bangの事務所)はますます洋楽チックな曲をリリースするようになっていますね。

    自分のブログにK-POP年間ランキングBEST50の全曲レビューと動画つきのを書いてみました。お暇でしたらお気に入りを探してみてくださいね^^

  6. Ichhy | URL | -

    年末にうれしいビックボムでしたね。2ne1の傑作にYGの凡人離れしたセンスを感じて迷い無く買いました。やっぱり間違いなかった。High Highのハイテンションに6の病みつきビート。個人的にはSeven参加のBaby Good Nightとか。すごい良曲でアイドルで終わらせられない作品です。YGはというかG-Dragonはすごい。ヘビロテ中です。
    日本にもこんなクリエイティブなアイドル出たら変わるだろうになぁ。ってかこれを認めてくれるプロダクションが必要か。ともあれやばいです。

  7. ケンイチ | URL | -

    >>chaoさん
    コメントありがとうございます。

    YGの勢いは止まることを知りませんね。
    KARAの分裂騒動など、よからぬニュースも中にはありますが、これからもこの調子でどんどん突き進んで欲しいです。

    ブログの方、拝見させて頂きました!
    かなり網羅されてますね、参考にさせて頂きます!

  8. ケンイチ | URL | -

    >>Ichhyさん
    うん、2人の才能は本当に際限がないというか、それをきちんと活かしてあげるYGの懐の深さにも恐れ入ります。

    こういう曲をやれとは言わないから、せめてもう少し実験的というか、意欲を感じさせる要素を含んで欲しいですね、日本サイドには。

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